全面的に解体が終わり、曳家屋さんにバトンタッチでです。
「曳家」とは?
建物や橋、重量物を解体せずにそのまま移動させる日本の伝統的な建築工法の事。
今まで曳家の現場見学や職人さんと交流する機会はありましたが、自社で依頼する事は初めてでしたので愛知県で探す事から始めました。建築業界の中でも特殊な職種になり職人人口も少ない為、少し時間を要しましたが知人を辿って豊川市の原田曳家さんとご縁をいただきました。
今回は揚げ⇒基礎⇒大工の順番で、建物は移動せずなので段取りから一週間もかからずに1m程建物が揚がりました。家の浮遊感がどことなく不安を煽りますが、どっしりと安定しています!こういった昔からある工法を用いて建物を修繕する事により、次の何十年と地域の建築資源を次に繋いでいくことが出来ます。伝統工法で造られた家は伝統工法で直す事が可能です。その為には、日頃より知識・経験・技術を磨いていく事が重要です。
それにしても柱脚がほぼ全滅していますので、根継ぎのやりがいがありますね…!



敷地の高低差による床下への雨水侵入にて柱脚の損傷が著しく、ほぼすべての柱で入替え又は根継ぎを行う事にしました。金輪継ぎに始まり、車知・貝の口・オリジナル継ぎ手など、大工は楽しんで仕事していたので良しとします(笑)
基礎・根継ぎ・土台の段取りが終わり、建物をおろしていきます。現状、家が若干平行四辺形になっていましたが、基礎が直角に造ってある為、調整しながら下ろしていきます。盤木を一段一段外す度に木材たちがミシミシ鳴るので緊張しましたが、さすが曳家さん、無事に下ろす事が出来ました。
次は屋根と外壁工事に移っていきます!







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