moss・ARIMATSU 解体

竣工から半年経ってしまいましたが、建築の様子を書き留めていきます。

ここは名古屋市有松。2016年に重要伝統的建造物保存地区に選定された「有松絞り」で有名な染織町です。

その地区の一角、絞り問屋の離れとして明治中期に建築された民家の改修案件になります。

今回は住居としての改修ではなく、ありまつ中心家守会社さんが運営する、レンタルスペース&キッチン『moss・ARIMATSU』として生まれ変わります。昔の街並みに現代の人々が集う、交流起点の一旦を担えれば幸いに思います。

空き家の期間が長く、家の内外部はもちろん周辺環境も手付かずで、屋根からの漏水・屋敷林の落ち葉が堆積し浸透出来る仕組みではなかった為、床下にも水が滞り柱脚も損傷がひどい状態でした。一部外壁の土壁は残した状態でほぼスケルトンにし、改修後図面と照らし合わせて詳細な修繕箇所を決めていきました。

根継ぎ等の仕事を行う為、曳家さんに家を揚げてもらいます。次回はその様子を書いていきます。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

愛知県で伝統工法建築を主とする『紬建築』代表です。

コメント

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください。

目次