船頭の土壁 建前①

まちなかで新築する木組み土壁の家、いよいよ地組み・建前です。

『地組み』とは、木組みや伝統工法の建築において、あらかじめ構造材を寝かせた状態で組み合わせ段取りをしておくことです。

地組みを終えたら、いよいよレッカーを使って起こしながら組み上げていきます。建前スタートです。

大工として一番の醍醐味と同時に、緊張する時でもあります。今回は基礎があるのと二階建てなので、平屋の石場建てと比べて非常に組みにくい構造になっています。

木組みの家は骨組みの状態が一番美しく感じます。先走った意匠性だけを追求しても、それは反映されません。

昔の民家の佇まいが美しいのは、無駄を削ぎ、実用の中に意匠を求めていたからだと思います。真壁つくりは、構造=意匠となります。

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この記事を書いた人

愛知県で伝統工法建築を主とする『紬建築』代表です。

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