設計.構造計算・水野設計室 施工・紬建築
石場建て・土壁・木組みの伝統工法による、和の住まいです。
着工2020年4月 竣工2021年4月
敷地面積 170.36㎡(51.53坪)
一階面積 52.17㎡(15.78坪)
二階面積 46.37㎡(14.02坪)
延床面積 98.54㎡(29.81坪)
屋根 三州和瓦・ガルバニウム鋼板横葺き
外壁 豊田黄土大津壁・三河杉鎧張り
床 一階.桧フローリング.本畳・二階.地松踏み天井板
壁 豊田土中塗り仕上げ・杉板張り
天井 一階.地松踏み天井・二階.構造表し杉板張り
大工の手刻みををはじめ、左官の土壁、木製の建具といった職人の手仕事がたくさん詰まった、心地の良い建築となりました。また、一つ一つの素材にもこだわり、家としての役目を終えた際にも、廃棄エネルギーを極力抑える為、土に還る素材を多用しています。
素材.材木店や職人を一部紹介します。(敬称省略)
・昭典木材 新城市 柱(桧・愛知.岐阜産) 梁桁(杉.愛知産)天然乾燥材
・山崎木材 名張市 差鴨居.踏み天井板(地松・奈良産)天然乾燥材
・吉田左官 多治見市 竹小舞~仕上げ塗り
・共立泥コン 多治見市 荒壁土の生産.搬入
・熊崎木工 中津川市 外部・内部の木製建具
・シンセイルーフ 東浦町 和瓦の瓦葺き
・持永畳店 名古屋市 藁本床.純綿ヘリの畳製作
建築中の様子も、ブログにて書いております。是非、名古屋の石場建てからご覧くださいませ。
最後になりましたが、この家は私の自邸となります。石場建て・土壁・手刻み・木組みといった伝統工法の新築、古民家の改修など家づくりについてご関心をお持ちの方は、随時ご見学していただけますのでお問合せ下さいませ。
よろしくお願い致します。