先日、名古屋の石場建て現場にて三和土ワークショップを行いました!建物の基礎は埋設された布基礎に礎石・延石をのせた形になり、通常なら地面全体にコンクリートスラブを打設するのですが、そこを今回は三和土としました。縁の下なのであまり見えなくなる箇所ではありますが、三和土にする事によって調湿等の機能を持たせる事が出来ます。
礎石・延石は岐阜県中津川市の三上石材さんにお願いしました。据付施工は慣れないながらも私たち大工がやりました(^_^;)




そもそも三和土(たたき)とは?
土・石灰・水・にがり(今回は塩化マグネシウム使用)を、3:1:少々の割合(地域等によって差はあると思います)を混ぜ、叩いて締め固める工法です。コンクリートが使われていなかった頃には、民家の土間などによく使われていたそうです。


お集まり下さった方々にも土の配合や、叩いて締め固める工程を体験していただきました!どんな構法で建てるのか、どんな仕上がりになるのか、建物に関する事から普段どんなお仕事されてるのか、など色々コミュニケーションを取りながら作業するのがワークショップの醍醐味ですね(^^)



次回のワークショップは、刻み見学&こて板作りを7月25.26日(土・日)に予定しています!詳しくはブログにてチェックお願いします(^^)