敷地の造成工事が始まっています。元々は道路面から1m〜2m程、敷地内の地面の方が高い状態でした。今回は1mくらい土を掘って、地面を下げる事としました。

基礎屋さんに造成工事・土留め工事もお願いしました。一業者さんにお願いする事によって工程や段取り等をスムーズに進める事が出来ます。地面を下げる為に搬出した土は、約150立米。住宅地なので大型トラックが入れず、4tトラックで回数を分けて運びました。

地面が1m程下がり、車の乗入れも可能となりました。この状態では、隣地との地面高低差がある事になりますので、土が崩れてこないように土留めの工事を行います。コンクリートブロック積みのところもありますが、道路に面したよく見える箇所は、岐阜県恵那市で採取している「蜷川御影ゴロタ石」を使用します。いつもお世話になっている恵那の三上石材さんから仕入れさせて頂いております。



造成・土留めまで終わったら基礎工事に入ります。基礎の内容としては、布基礎を地中に埋めてその上に礎石を置きます。スラブ打ちは無し、仕上がった後は、礎石と地面しか見えなくなります。



現場での次工程は、礎石据えです。
大工小屋では刻み仕事が進んでいます。
色々な素材が形になっていくのが面白いですね!