名古屋の石場建て七    竹小舞・荒壁

先月に開催したワークショップは、ご近所の方から遠方の方まで、約40組・満員御礼で行う事が出来ました!

第一部は竹小舞えつり&構造見学。手刻みにかかる時に製作した模型と、実際に建っている木組みの構造を見ながら、組み方や木材に関するお話しをしました。

その後は、多治見の吉田左官さんにレクチャーをして頂きながら、わら縄を使って竹小舞のえつりに挑戦です!初めての方も多数みえましたが、皆さん黙々と作業に熱中していました。

一昔前までは、地域・ご近所、皆さんでこういった作業をされていたそうです。もう今は薄れてしまった「結い」とゆう文化で、みんなで支え合って協力し合って暮らしていたのですね。何でも、お互い様って事なんです。

第二部は、荒壁塗りです。前日に多治見の共立ドロコンさんに荒壁土を搬入していただき、参加者の方が塗りやすい様に、セッティングまで済ませておきました。

荒壁塗りはみんなで楽しく体を動かしながら!一般参加の方、職人さん、建築関係者も一体となってドンドン壁を塗っていきます。

親子三世代でご参加下さったご家族の方々もみえました。荒壁・土壁の記憶が、お子さんの中に少しでも残れば、開催していく意義があるのかと感じました。

そんな事も思いながら、この現場の仕事を進めていきます。

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